僕のルーツ
ここだ、ここからの眺め、
ずっと何年も変わってない。
毎年、夏休みになると遊びに来た、京都府綾部市にある父の実家。
亡くなった祖母がずっと住んでいて、
裏山から湧き出る冷たい水でスイカを冷やしてくれたり、
僕らが来るからと、わざわざ酒屋さんから取り寄せてくれた瓶の三ツ矢サイダーやオレンジジュースが、
冷たい水槽の中で冷えていたのを、今でもよく覚えてる。
ここから真っすぐに歩くと、確か川があり、
草むらの中を通り抜けてたどり着いた川の水はすごく冷たくて、
草履を履いた足に、
歩いているうちにくっついた泥や草を川の水で洗い流した。
まだ小さかった僕にとって、田舎の生活はとてもワイルドで、
山の中をぐんぐん入り込んで行く父が、まるでこの山林を支配しているかのように思えた。
あ、この辺りに確か父の生家で、
今は古民家になってるとかいう家があるはず。
でも、今は他の誰かが住んでるので、これ以上は近寄れないな。(家の写真も撮影は無理です)
ここ綾部市は、うちの奥さんの実家がある明石市から車で下道でも2時間半。
綾部市内に嫁いだ父の妹にあたる叔母さんが先日突然亡くなったため、
葬儀に参列した後そのまま立ち寄ってみました。
ここが、いわば僕のルーツがあるところ。
偶然にも、うちの奥さんのルーツもここからそう遠くはなく、
ここから車で30分ほど離れたところにある丹波市春日町が義理のお母さんの出身地。
もしかして、元々そんな遠い関係でもなかったんかなあ。
それが何故か今は、遠く離れた静岡県の浜松市で暮らしている僕らでした。
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→「ナベショーのシニアライフ」(2015年8月22日の記事)
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Comments
懐かしいなあ〜。
随分と遠くて昔に思えるようで、また昨日のように懐かしい気持ちになるよ。
遅くなったけどお誕生日おめでとう。
Posted by: ゆうちゃん | Wednesday, 26 August 2015 at 15:19
ゆうちゃんへ
こちらこそ返事が遅くなりました。
コメントありがとう。
この場所へよく連れてきてもらった当時、
お父さんはおそらく今の僕らの年齢だったのかな、
と思うと、そのぐらいの年月は経っていることになるのだけれど、
つい最近のことのようにも思えるね。
Posted by: コーディー | Friday, 28 August 2015 at 22:22