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Wednesday, 30 September 2009

リスの風景写真

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鮮やかな緑色の木々が立ち並んでいる。

去年の秋、僕がこのブログを書き始めた頃、

ここに立ち並ぶ木々は、ちょうど赤く紅葉していたのを記憶している。

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一本の木に焦点を当てて撮ってみると、またちょっと雰囲気が変わってくる。

両隣りの木は、脇役にまわり、主役の木にスポットライトが照らされるようだ。

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木の上から、

ギゴ ギゴ、  ギゴ ギゴ、 

何の鳴き声だろう、と思って見上げてみれば、台湾リスの鳴き声であることが分かった。

君、そんな鳴き方するの?

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木の枝から木の枝に飛び移るリスを、

鳴き声を頼りに追ってみたが、一瞬で僕のカメラの前から姿を消してしまう。

こっちだ!

   あれ、ちがった!

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こっちか!

   そうでもない!

      今度は向こうだ!

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カメラのファインダーを通して向き合っていると、

少しずつ、リスは僕の存在を気にしなくなってくるようだ。

リスの動きと息があうにつれ、だんだんカメラのシャッターを切るタイミングがつかめてくる。

そのうちに、僕自身がリスの世界の一部に含まれていくのを感じる。

いつのまにか僕のカメラを構える姿こそが、リスにとっての風景写真に変わってくるとしたら、

今度はリスがカメラを構えて、僕を撮り始めることになったとしても、

それはそれで悪い気はしない。

リスだって風景写真を撮ることを好むかもしれないのだ。

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人の通り道が地面にあるのと同時に、

リスの通り道は木の枝づたいに繋がっている。

人とリスが出会うターニングポイントがあるとすれば、

それは、この林のどこかにも存在しているだろう。

でも、僕らは普段、そんなものには目をくれず、知らん顔して日々を送っている。

しかし、彼らは僕らが気付かないうちにも、この林の上の世界から、人が通るのを毎日眺めているのではないだろうか。

それも、カメラを構えて。

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Comments

タイワンリスは、けたたましく鳴く事もあります。
繁殖力が旺盛で、木の芽が齧られたり、鳥の巣作りが邪魔されたり、シマリスもいなくなってしまったり・・・
でも、近くで見ると可愛いですよね。
目線を変えると、いろいろな世界が浮かび上がってくる。

Posted by: MONA | Wednesday, 30 September 2009 at 22:47

MONAさん

タイワンリスはいつのまにか日本でものすごい勢いで増えているんですね。
一昔前までは、へえー、日本にもリスがいるのお?っていうぐらい珍しく、
リス、といえば、イングランドの丘か庭園にでてきそうなイメージがありました。

Posted by: コーディー | Wednesday, 30 September 2009 at 23:13

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