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Wednesday, 11 February 2009

人と人をつなぐもの

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唐崎の背後には、比叡山の尾根が連なる。

僕が先週、1週間過ごした研修会場から見える山の景色である。毎日、朝から晩まで「多文化共生」の話ばかり聞いてきたので、最終日くらいになると僕の頭の中は、

もうブラジル人でも中国人でも何でもええわ!

と、投げやりな方向に行ってしまいそうだった。

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幸いなことに、セミナーが始まる9時過ぎまで時間に余裕があったので、毎朝カメラを持って周辺の景色を見ながら癒されておりました。

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特に最終日に見た旭には感動しました。

いつも朝靄がかかる琵琶湖がこんなに晴れたのは、唯一この日だけだった。

琵琶湖の世界に僕らを迎え入れてくれたかのごとく、雲が取り除かれ、向こう岸の町並みが日の光に反射してシルエットのように見えた。

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ちなみに前日までの朝の風景はこんな感じでした。雲があるのとないのとでは、まるで違う世界のように異なって見える。

おそらく地域に住む外国人と日本人とが歩み寄れるかどうかは、この雲のような存在が取り除かれるかどうかがネックになってくるのかもしれない。

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さらに、その両者をつなぎ止めてくれる「橋」渡し役が地域サポーターとして必要になってくる。

5日間の研修で、この「地域サポーター」というような言葉を何度も聞いた。

自治会のゴミ出しルールひとつにしても、それを守れない外国人と、守らせようとする町内会が対立しあうなか、仲介役として活躍してくれる。

外国人が多く住む地域では、このような「地域サポーター」が欠かせない存在となっているようだ。

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「琵琶湖ソフト」?

琵琶湖の景色が見える喫茶店、だったかな。そんな名前のお店の前にあった看板。

僕の住む浜松の佐鳴湖周辺にも、ソフトクリームが食べられるお店がある。でも「佐鳴湖ソフト」という名前はついていなかった。

「琵琶湖ソフト」なら、まだ美味しそうだが、最近まで水質汚染ワーストワンだった佐鳴湖のソフトというと、あまり美味しそうなイメージはない。

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大津の山の麓に沿って走る、京阪電車の穴太(あのう)駅。

昔ながらの雰囲気を残した駅の風景は、どこか昔の時代に僕を引き戻してくれそうだ。

唐崎での研修はあっという間に終わり、そこで出会った仲間とは名刺と思い出だけを残して、そのまま離ればなれになった。

出会いは別れの始まり

僕はこの言葉を噛みしめながら、帰りの電車に乗って研修会場をあとにした。

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旅行・地域」カテゴリの記事

Comments

先々週はありがとうございましたhappy01

1週間も研修だったんですね。お疲れ様です!
琵琶湖の上の朝日、キレイですね~sun雲がないと本当に紅く、
輝いて見えますねfuji
私は琵琶湖に行ったことがないので、いつかは行ってみたいなぁと思っているのですが、そのときには是非「琵琶湖ソフト」食べてみます。
佐鳴湖ソフトもないけど、浜名湖ソフトもないですよね。なんか潮臭そうで(笑)

橋渡しは大変なお仕事だと思いますが、コーディさんの人柄ならきっと大丈夫ですね☆この間は私も癒されました。

またジョーくんパパ&ママと交流できるのを楽しみにしてますnote奥サマにもよろしくお伝えくださいませcatface

Posted by: かいママ | Wednesday, 11 February 2009 at 11:06

コーディーさま

初コメントです。
その節は大変お世話になりました。
ありがとうございました。
しかし、疲れましたね。今日が祝日で
本当によかったですよ~

写真と本文、さすがです!!
読み手をひきつけます(笑)

ちなみに、このブログ重めです。
表示件数を少なく
してみたらどうでしょうか?!

距離的にも近いので、これからも
どうぞよろしくお願いいたします!

Posted by: inuyama | Wednesday, 11 February 2009 at 12:12

続き

http://www.iomjapan.org/news/symposium2009.cfm

名古屋開催の外国人受入れと社会統合に関する国際のシンポジウムなので
そちらには案内いってないと思いますが
興味深い内容なのでご紹介いたします

ちなみに私もいきます!

Posted by: | Wednesday, 11 February 2009 at 12:26

かいママさん

ソフトクリームがお好きですか?琵琶湖に行った時には、ぜひ「琵琶湖ソフト」を食べてみてください。場所は京阪電鉄沿いの山の方ですよ。train見つけられたらたいしたもんです。coldsweats01

1週間の研修はさすがに疲れましたが、1週間、息子のジョーに会えなかったのも内心寂しいもんでした。happy02でも、たった1週間で子供ってすごく成長するもんですね。

Posted by: コーディー | Wednesday, 11 February 2009 at 20:52

inuyamaさん

適格なアドバイスありがとうございます。トップページの表示件数が10件、と初期設定のままになっていました。確かに重くてなかなか開きませんね。

これも、読み手のことを考えた心配りが大切ですね。双方の立場のことを常に考える、というのも「多文化共生」で学んだことの一つでしたよね。研修ではお世話になりました。

犬山と浜松、確かに県境を無視すれば近所みたいなものですね。これからも近所者どうし、ヨロシクお願いします。

名古屋の国際シンポジウムについてのご案内、どうもありがとうございます。これからも愛知県の情報提供、たのみますね。

Posted by: コーディー | Wednesday, 11 February 2009 at 21:03

玖波駅みたい!!

なんだかすごく懐かしいきもちになったよ。

文化の違い、本当に難しい。

中近東の人達、お店に沢山来るんだけど、“PLEASE、とか、EXCUSE MEとか全部省いて全てぶっしけで注文してくる人が多い。ムカムカしてくるんだけど、昔イスラエルに旅行に行ったことのある人が、“あちらではマクドナルドでも、バス停でも順番ってものがないんだよ。全部早い者勝ち。遠慮するとほしいものがいつまでたっても手に入らない。” なるほどねえ、だからこちらでもそうしているんだなあ、って。こちらはそれを理解してあげようとするけど、あちらはまったく改善の余地なし。

なんだろう、って考えちゃう。

Posted by: YUKO KITCHEN | Thursday, 12 February 2009 at 08:29

YUKO KITCHENさん

以前マレーシアのクアラルンプールに行った時も、そういえばバスのドアが開いた瞬間、マレー人のおじさん達がいっせいにド~っと詰め寄ったのを覚えてる。

シンガポールでも地下鉄(MRT)のドアが開くと、出る人も入る人も順番守らず同時に行き来しようとするから、お互いに邪魔になって、ちっとも移動できない。

日本だったら、たいていの人は順番を守るから、絶対こんなことにはならないのになあ、と文化の違いにため息をついたものだった。

中近東の人達も、なんでアメリカではそんなに遠慮しあったり、公共のマナーがあったりするのだろう、と逆に理解できないのかもしれないね。

郷に入らば郷に従え

という格言はどこにおいても永遠の課題になってそうだ。

<遠い昔に乗り降りした玖波駅とは>

広島の西の外れにある漁村、大竹市玖波。玖波港には今ぐらいの寒い冬になると、水揚げされたばかりの養殖カキがベルトコンベアを伝ってコンテナの中に、コトン、コトン、と順番に落ちていく音がいつも響いていた。

僕が幼年期に過ごした場所はそんな小さな村だった。そして、オレンジ色の山陽本線の電車が駅のホームに入ると、エンジンの音をブオ~っと鳴らしながら停車し、その間にお客さんが出入りする。

駅員さんがまだ、M字型のニッパーのようなもので切符を切ってくれていた時代である。

穴太駅の風景は、そんな昔のJR(当時はまだ国鉄だった)の駅の様子を思い出させてくれる効果があるようだ。

Posted by: コーディー | Thursday, 12 February 2009 at 23:06

先日の研修ではお世話になりました。
Iwakiのふるです。
コーディーさんは研修中、結構出かけてたんですね!
特に琵琶湖の写真が美しい。
浜松はIwakiに比べて、在住外国人の割合が高くて、いろんな面で参考にしたいと思っています。
今後ともよろしくお願いしますsmile

Posted by: ふる | Friday, 13 February 2009 at 18:23

ふるさん

はい、研修中、まだみなさんが寝てるかどうか、という時間帯にこっそり外出してました。3日目ぐらいになると、早起きした者同士が早朝にバッタリ会ってしまったことも。coldsweats01

浜松は元来は音楽の町、産業の町としての知名度が高かったはずなのに、いつのまにか外国人の多く住む町としてのイメージが強くなってしまったみたいです。これからは浜松だけでなく、どこの地域でも外国人の定住化はもっと進むでしょうね。

Posted by: コーディー | Friday, 13 February 2009 at 21:54

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