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Saturday, 14 February 2009

京都 青蓮院を訪れて

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京都の青蓮院。

すぐ目の前には大きな楠木がそびえ立つ。

その長い枝は四方八方へ張り巡らし、まるで吹き抜けのホールの屋根のようだ。

ここで雨に降られても、おそらく濡れずに済むだろう。

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青蓮院は、京都駅から地下鉄に乗り、東山で降りてから徒歩で約5分で着く。

もちろん浜松から来た僕がこんなところ、自力で来られるはずがない。

唐崎の研修を終えた後、そのまま帰路につくつもりだったのだが、研修仲間で京都市内に勤務している方がいたので、ちゃっかり他の仲間と一緒に案内してもらった。

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皇室に関係の深い由緒ある寺院らしく、庭園はなかなか格調高い優雅さを漂わせている。

こんな豪華な庭を自宅に持っていたら、さぞかしすごいだろうが、かえって豪華過ぎて笑えてしまう。

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簾にカモフラージュされ、向こうの部屋の中が赤く見える。

たまたまカメラの機能でこうなったのだが、簾の向こうにどこぞやの偉い方が現れそうな気配。

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よくテレビの時代劇を見ていると、十二単を着たお姫様がお付きの人を連れて、よくこんな渡り廊下を行き来する。

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庭の向こう側に見えるのが本堂。

あそこに籠もって昔の人は修行でもしたのだろうか。

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もうじき日が暮れる頃。カラスの鳴き声が山の向こうで響いてそうな時間帯である。

こんな夕方になると、よく子供の頃は「一休さん」を見ていたものだ。「一休さん」は室町時代の話なので、ちょうどこんな感じの京都の様子がよく描かれていた。

間抜けな将軍さまとして登場しているのは足利義満。天下に権威を示し、畏れられるはずの義満らしからぬ姿であった。

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大きな寝殿には、長いベランダが続いている。

2メートルぐらいありそうな槍を持った坊主侍が、今にもベランダから飛び降りてきそうな雰囲気である。

受付でもらったパンフレットを見ると、この青蓮院は比叡山延暦寺の三門跡のひとつ、と書かれている。

思えば、こないだの研修中に比叡山の麓付近を散策したばかりだったなあ。

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四条へ向かって歩いている時に渡った賀茂川。

京都には、やはり昔からの歴史と文化の深みを感じさせてくれる要素がある。

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ここの居酒屋に入ったわけではないが、あまりの雰囲気の良さに感動して、ついカメラのシャッターを押してしまった。

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極めつけに「吉野家」の写真かよ~、

と思うかもしれないが、京都観光して最後に感動したのはこれである。

京都市は景観条例でお店の看板などの色遣いにまで規制があり、昔ながらの古都の雰囲気を守っている。だから、オレンジ色のはずの「吉野家」の看板が黒と白になっている。ちなみにローソンの看板は白かった。

ここまでやるか、と思いがちだが、どんなに近代化しても、古きものを愛する人の気持ちは変わらない。その傾向は年を重ねる程に顕著になっていくのではないか。

学生の頃にも京都まで時々遊びに来たことがあったが、今こうして再び訪れると、ちょっとした漬け物やさんや草履やさんを見ただけで感動してしまう。

僕もそれだけ年をとってしまった、ということか。

いや、精神的に成長したのだ、と思いたい。

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Comments

そういえば、去年の夏 京都、奈良、大阪へ出かけました。彼が日本にいる間に絶対に行きたい!って言っていて・・・
彼は私より日本史に強くって、やたら歴史上の人物に詳しいんです。
京都に行ったときも ここで誰々がやられて追ってきとのが誰々でどうのこうの・・・すっかり侍気分で、かなりいいガイドでした。
あの1日500円で乗り放題のカードは重宝しましたね。倍以上乗った気がします。間違えて乗り換えたり・・マック見つけて急に彼が降ります~って叫んだり・・
抹茶のソフトクリームがめちゃめちゃ美味しかった!

Posted by: Syakira | Wednesday, 18 March 2009 at 12:18

Syakiraさん

日本史に詳しい方なら、京都へ行くと大興奮でしょうね。日本の歴史は昔から京都を中心に動いてきましたから。

今でも、京都の方へ行くと、ちょうど大河ドラマに出てきたところだなあ、なんて思ったりしますよ。

500円で一日乗り放題のカードがあるんですか?それはいいですね。京都はあちこち動き回るのにバスに乗ると便利みたいですからね。

Posted by: コーディー | Saturday, 21 March 2009 at 09:16

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