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Sunday, 25 January 2009

新しい時代への前進

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あれ?いつのまに南国に来てしまったのだろうか。ヤシの木がいっぱい生えているので、てっきり太平洋のどまんなかの孤島にでも来てしまったのかと思いがちだが---、

これは浜松市西区にある旧雄踏町役場。浜松市と合併し、その後に政令市に移行してからは、耐震性に問題があるため使われていない。

浜松にある南米系外国人学校「ムンド デ アレグリア」に、この庁舎を貸しだそうという計画が進められている。昨年の金融危機以来、外国人の子どもは激減してしまい、どこの外国人学校も経営難に陥っているのである。

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1月20日の大寒が過ぎてから早1週間近く経った今、温暖な静岡県でも最低気温はマイナスに達している。

これは南国のビーチから撮った写真ではなく、上の旧雄踏町役場から数キロ西に離れたところにある、浜名湖弁天島付近の写真である。海の水はもちろん凍てつくように冷たい。

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南国に生えるはずのソテツも、さすがに遠州の強風になびくと寒そうだ。

ここ、弁天島といえば、もうじき潮干狩りをする人がたくさん訪れる。昭和の経済成長期には東京から観光客がたくさん来て、温泉宿もそりゃあ栄えていたことだろう。

松本清張の「黒い樹海」は、この弁天島に来る途中、バスが踏切で貨物列車と衝突事故に遭い、主人公の姉が亡くなるところから始まる。

軽井沢、山中湖、琵琶湖、伊豆、浜名湖。どれも、東京や京都からの交通の便が良い観光スポットだが、なぜかよくサスペンスものの現場に使われてきた。

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今日のお昼ご飯は「パレットライス」。奥さんが新聞のグルメ欄で見たのを参考にしたそうだ。ご飯の上には何でものせて良いそうだ。それも和、洋、どちらの具でも良いらしいので、昆布の佃煮までのせてある。

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こちらのスープ、作り方は途中まで味噌汁とほとんど同じなのだが、最後にミルクを入れ、胡椒を加えている。洋風のスープみたいだが、お味噌まで入れてあるらしい。お味噌とミルクがあうとは知らなかったが、これがなかなかうまい。

どれも決して豪華ではないが、彩り良くて、野菜中心で栄養バランスもあり、まさに今の時代に受ける料理。

昭和の高度経済成長期のような豪華さよりも、むしろ今の時代は健康や環境に優しいものが受ける。

経済が落ち込む度に、人はそれまでと違ったものに価値観を見いだすようになる。今まで売れていたものが売れなくなった時、一歩立ち止まって人間の価値観について考え直した時、人は新しいものを生み出すようになり、次の好景気がまた訪れる。

一度成熟してしまった経済には、こういうプロセスなしに新しい時代に向けた前進というものはありえるのか。このような不況の時こそ、私たちは新たな方向性を見いだし、突き進んでいくべきではなかろうか。

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ブラジル」カテゴリの記事

Comments

最近の不況によって仕事を失う人がたくさんいますね。毎日そんなニュースを見聞きすると日本はこの先どうなってしまうのだろって本気に心配してしまいます。
ただ、どんな状況になろうとも決してくよくよせず、明るく前向きに頑張る事が大事だね。新大統領の誕生に盛り上がっているアメリカ人を見ながらそう感じました。

Posted by: とし | Sunday, 01 February 2009 at 01:48

としさん

そうですね、いつでも前向きに生きていくことが大事ですね。それがこの不況を乗り切るためのキーワードでもあるのかもしれません。ブラジル人は家や仕事を失って「みんなクビね、ぜんぜんダメ」と言いつつも、明るさだけは絶えません。なるほどサンバの国から来てるだけあるな、と思います。
大統領が替わり、アメリカを中心に世界情勢もまた大きく変わっていくでしょうね。

Posted by: コーディー | Sunday, 01 February 2009 at 14:18

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