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Sunday, 11 January 2009

不況の時代に食べるお雑煮

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お~い、もう朝だよ~!

朝日が昇ってきたというのに、佐鳴湖に浮かびながらまだ寝ている野鳥さん。

実は僕も今朝は寝坊してしまい、奥さんが朝ご飯の支度を始めてからにジョギングに行くとは、さすがに言い出せなかった。だから、これは昨日撮った写真である。

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お~っと!水に浮かんでたかと思ったら、突然くちばちに何かくわえながら飛び立った。出勤日に寝坊して、めざまし時計を片手にあわてて布団から飛び上がる時もこんな感じだろう。

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「気をつけて、行ってらっしゃい!帰りはあまり遅くならないようにねえ!」

「うん、なるべく早く帰ってくるよ。」

どこの家庭でも交わしてそうな朝の会話である。

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医療センターの方を見ると、遠くに雪山が見える。

え?富士山?

あの山の特徴は間違いなく富士山である。浜松から富士山が見えるとは今まで知らなかったが、冬の日は富士山の駿河湾側に雲がかからないので、こんな遠くからでも見えるようだ。

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佐鳴湖から見える雪山は富士山だけではない。北遠の方にうっすらと浮かんでいるのは南アルプスだろう。今年は暖冬のようだが、それでも南アルプスとなれば、さすがに寒いので雪ぐらい被っている(わずかに)。

今年の冬は雪までいかなくても、アパートを追い出されたために、いっそう寒い思いを味わった派遣労働者が多かったであろう。公営住宅の緊急入居申込みがあちこちでひっきりなしに行われているが、静岡県西部で最近行われた募集の場合、申込者の大半が外国人だったそうだ。

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金融危機で経済はどん底につき落とされたような、暗い時代に突入してしまったようだが、明るい兆しはいつかそのうちまた見えてくるはず。これはわずか数メートルの短い林のトンネルだが、トンネルの先は明るすぎてカメラのレンズには何が映っているのかほとんどわからない。暗い時代の先に待っている明るい時代も、実は明るすぎて人間の目には何も映らないのではないだろうか。

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「みなさん、今年のお正月はゆっくりと過ごせましたか?」

昨日行ってきた講演会で、そう問いかけるのは、浜松の多文化共生センターの職員さん。ハローワークと共同で雇用相談もあわせた総合的な外国人相談窓口を始め、年末年始は忙しくてお昼も食べる暇がないくらいだったそうだ。

そうとは知らず、僕の家庭ではひっそりと未だに静かな正月気分である。

これは、僕の藤枝の実家から受け継いだ、おすましのお雑煮である。父は丹波の綾部の出身なのだが、祖母が奉公に出ていたときのお雑煮が受け継がれ、今、うちの奥さんがこうしてその味を残そうとしている。まだ結婚してから3年、わずか数回食べただけなのに、かなり正確に伝統の味を再現してくれた。ちなみに横に映っているのは丹波の黒豆となますである。

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だが、今日は関西の白味噌のお雑煮を食べた。うちの奥さんが明石出身なので、こっちのお雑煮も食べられる。結局好きな方の味を好きな時に食べる。これが気まぐれな僕の家庭の方式になりつつある。

おすましのお雑煮は鶏肉が入っていて、こってり味でおいしいが、関西の白味噌のお雑煮も京風で質素な感じが良い。不況で世の中が暗い話ばかりの時は、大根やニンジンを使って質素に白味噌のお雑煮を食べるのが時代を忍ぶ意味では良いのかもしれない。

みなさんは、どちらのお雑煮が好きですか?

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Comments

あけまして、おめでとうございます。
お雑煮いいねえ。我が家のお雑煮大好き。白味噌仕立ても、野菜がいっぱいで体が暖まりそうだね。

でも、、、、そうだね。世の中に、生活に困っている人が沢山いる中、なんとなく贅沢をしてはいけないような気分になるね。

ハリウッドにもホームレスが沢山います。皆道路の脇や、ビルの軒下に野宿しています。犬の散歩をしていてら、いきなり人が寝ていてびっくり、ということもあるよ。でも、彼らのほとんどが救いようのない人たち。お金がない、それでは仕事をあげるよ、っといっても、”仕事はいらない、お金をくれ”と言う人ばかり。お金をもらうと、まっさきにドラッグを買い求める。そんな中、貧しいけれど、一生懸命働いている移民の人たちはたくましいよ。一日14時間、週7日とか働いて、その上さらに、リサイクルのゴミ、ペットボトルやダンボールをゴミ箱やレストランから集めてきてはリサイクルセンターでお金に変えて家計を支えたり。ペットボトル一本20セントとかなんだけど、みんな車いっぱいに積んでいる人なんかいる。がんばって生きている人はまだ幸せなのかもね。それをあきらめてしまっている人は本当にかわいそうだね。

Posted by: YUKO KITCHEN | Sunday, 11 January 2009 at 18:51

YUKO KITCHENさん

世界中の人が夢見るハリウッドでも、ホームレスがいっぱいいるんだね。成功して映画スターになった人もいれば、うまくいかなくて社会のどん底に突き落とされてしまった人まで、さまざまなんだね。

日本でつい最近ホームレスになった人の多くは、つい半年前までは超一流企業の工場で重宝されてきた派遣社員達。派遣社員になる以前は、大学を卒業して正社員として就職して、第一線で働いていたサラリーマンもいる。

人生何がどのように変わっていくのかわからないものだね。それでも諦めずに空き缶やペットボトルを回収して、必死に生きていく移民の人達の姿は健気に映ることだろう。

「仕事は要らないけど、お金くれ」

このセリフは移民の人から言わせてみれば、逆の論理なんだろうね。日本のとある南米系移民の言ったことは

「お金は要らないけど、仕事くれ」だったそうだよ。

Posted by: コーディー | Monday, 12 January 2009 at 11:14

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